 |
| 見て下さい。息子が一ヶ月です。いちー!
|
 |
|
 |
ということでお宮参りに行って来ました。行ったところは永福町の大宮八幡。子育ての神社なんだそうな。看板に「東京のへそ 大宮八幡」て書いてあるけどなんなんすかね。東京の中心なの? そういや(全然違いますが)大学生の頃、自主映画を撮っていた伊豆の田牛(とうじ)近くに「日本一のちょんまげ」と書いてある観光ホテルの看板がありました。あれ気になるなあ。日本一のでかい(?)ちょんまげがあるのか。ホテルの支配人がちょんまげなのか。ちょんまげ愛好家が集まるホテルなのか。知ってる方いたら教えてください。知りたいけど行って泊まりたくはないもんねぇ…。あっと、お話戻して…。お参りしました。
んでもって吉祥寺に戻って写真を撮ろうという話になりました。だって記念ですもんねえ。町中をブラブラするも写真屋はあちこち休み。息子の機嫌が段々悪くなる。そりゃそうか。まだ一ヶ月だもんね。すまぬすまぬ。104に電話してホテルの写真室を見つけて飛び込みました。そしたらもうワンワン泣き。スーツ、ゆるいパーマ、鼻筋通った昔の二枚目風の写真屋のお兄さん、頑張ってガラガラを振ってくれるけど、まだそういうの見えてないんだよなあ。
ところでこの写真屋の兄ちゃんみたいにただ待ってる仕事っていいと思いません。本とか読んでていいのかな。こっちから積極的に何もしなくていいってのが羨ましい。俺が憧れるのはですね…ど田舎の観光地の人が来ないお土産物屋とか、温泉旅館の下足番とか…つげ義春ですね。ひなびたい。でもいざやれって言われたらそんな度胸ないんだよな。
ああっと話戻して、「お父さんこちら、お母さん椅子に座って」とお兄ちゃんがポーズを付けてくれます。カメラを見たら…「あれデジカメ?」やだなあ…高い金払ってデジカメかよ。今の人って全く抵抗ないんですかね。ないんだろうなあ。俺、古いなあ。でも「デジカメか。やだなあ」って呟いたから安くしてくれるかもしれないぞ。我ながらセコいです。でもってパシャリ!
|
 |
|
 |
| どうです! ちょっと不鮮明だけど…ひどくないスか、ぎゃははは! と大笑いしました。タコみたいだ。東スポとかタブロイド紙に載ってる宇宙人を捕まえた写真みたいだ。いやはや…。後ろの俺たちと全く意思の疎通が出来てないのが異星人ですね。パソコン見ながらプリントして欲しいテイクを選ぶんですけど、俺たちが大笑いして「さっきのヒドいの焼いて下さい」って言ったら、写真屋の兄ちゃんもつい「はい。ヒドいのですね」だって…。まぁいっか。 |
|
|
 |
■過去の記事
第7回:家族揃って、二子玉川の花火鑑賞を計画
第6回:カワイー息子のために、保育園をハシゴする
第5回:京都で関西おばちゃんパワーを目撃する
■関連記事
「ホームレス中学生」撮影現場リポート
「ホームレス中学生」映画化、小池徹平が麒麟の田村を演じる
「奈緒子」三浦春馬、古厩智之監督インタビュー |
 |
 |
 |
[古厩監督のなんとかかんとく日記]
「奈緒子」「ホームレス中学生」の映画監督・古厩智之監督がおくる連載コーナー。(毎週木曜日更新)
|
 |
 |
 |
|
|
 映画監督:古厩智之
1968年長野県生まれ。大学在学中に撮った短編映画「灼熱のドッジボール」で92年ぴあフィルムフェスティバル・グランプリを受賞。94年に同賞スカラシップで初の長編「この窓は君のもの」を監督。「まぶだち」(01)でロッテルダム映画祭グランプリを受賞。他に「ロボコン」(03)、「さよならみどりちゃん」(05)、「奈緒子」(08)など。新作は、小池徹平主演「ホームレス中学生」。 |
|