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[映画監督:古厩智之]


映画『武士道シックスティーン』のアフレコが始まりました。
剣道シーンの気合いとか吐息。
窓に黒幕を貼ってまっ昼間に夜の場面を撮ってたら、ガガガと工事が始まってしまったシーン(工事はだいたい昼ですもんね。夜派手にやってるとオカシイ)。足りない声がたくさんあります。

そんなところを録り直し&録り足し。今日はダブル主人公のひとり、北乃きいちゃん。
『救命病棟24時』撮影中のきいちゃん。ばっさりと髪を切って現れました。変わるもんだねぇ…。
ERで働くやり手に見えるよ。ウチの映画ではのんびり、偏差値低め、だが元気!なんてキャラなのに。

さてアフレコはほぼ順調に行きました。しかし一カ所。
どうしても分からない台詞があってきいちゃんに3パターンやってもらってしまった…。
ひとつのシーンを三つ、全く違う感情でやるなんて…。
きいちゃんはにっこり笑ってやってくれたけど、申し訳ないことしちゃったな。ごめんなさい。


えっと写真です。前々回のこのコラムに「いい写真がない」なんて書きました。
そしたらそれを読んだライターのHさんが写真を送ってくれて。
撮影中、小田原まで取材に来てくれたHさん。ありがとうございます!

これは撮影の合間の俺ですね。その後ろ姿。
撮影と撮影の隙間で次のこと(明日のカット割りとか…)考えてるようです。

そしてじゃーん。椅子の背もたれの文字!
「T FURUMAYA」なんてのが一般的ですが、俺のは「古厩道場」!わはは。

この椅子って毎回映画を撮るたびにフィルム屋さんがくれるんです。
フィルム屋さんと一番付き合いのあるのはキャメラマン。
今回はキャメラのKさんがこの「古厩道場」ってネームを注文して入れてくれました。剣道ものだからシャレですね。しかし同時に例えば今は亡き相米慎二監督みたいに「ビシビシやるからな!」なんて意味も込められてるのです。

しかし…いつも通り、全く厳しくは出来なかったですね。まぁ性格だからしょうがない。
しかし、撮影が終わるといつも、この監督椅子がなくなるんですよね。
たまにはもらって帰りたいと思ってるのに、一回ももらえたことがない。
あの椅子はもしかして貸与なのだろうか。
それともスタッフの誰かが持って帰ってあの背もたれを引っこ抜いて使ってたりしたら…悲しいぞ!
真相を知る方、誰か教えてください!