[取材]
先日開催の映画見本市Filmartで各社が新作を発表した。中でも大きな注目を集めたのが98年の大ヒット映画「風雲(ストームライダー)」の続編。
前作の監督アンドリュー・ラウも続編企画中と報道されるなど混戦模様だったが、今回発表された監督はパン兄弟。主役は前作と同じアーロン・クォックとイーキン・チェン。新キャラの悪役をニコラス・ツェー、ヒロインをシャーリーン・ツァイが演じる。ニコラスはわいせつ写真事件後公に姿を現すのはこれが2回目。わいせつ写真事件最大の被害者でニコラスの妻、セシリア・チャンとの仲は不変と強調していた。タイでのロケにはセシリア同伴とのウワサも。
もう1作、わいせつ事件がらみで注目されたのが「武侠梁祝」。セシリア同様に被害者ジリアン・チョンが辞退したヒロイン役はシャーリーン・ツァイに決定。相手役は変わらず飛輪海のフー・チュン。映画初出演のフーは、出演30作以上のシャーリーンに「いろいろ教えてもらいたい」と緊張ぎみ。シャーリーンの方は「もしキスシーンがあったら彼のファンに殺される(笑)」。この役は最初シャーリーンにオファーが来たが「風雲」とぶつかるので断り、ジリアンに決まっていた。巡り巡ってまたシャーリーンになったわけだが「風雲」とはずらして撮影するのでOKとのこと。
超売れっ子のシャーリーンだが、最近はジリアンの分まで仕事を背負い込んでおり過労と心労で激ヤセしているのが心配だ。「武侠梁祝」の製作会社・美亞はジジ・リョン主演「愛得起」やショーン・ユー主演「青苔」なども紹介。ジジは美亞傘下の芸能プロ所属になったので、今後しばらくは映画に注力するそう。
見本市会場にはわいせつ事件の「主役」エディソン・チャン主演「神槍手」のポスターも。お蔵入りにはならなかったようで、今のところこれが彼の最後の作品か。ちなみにスティーブン・フォン監督の「跳出去」はエディソン部分を削除するかどうか未だに結論が出ていない。
(香港現地ライター:長谷川J吉)
