[映画]
香港は夏休み映画が好調だ。「レッドクリフ Part I」は中国本土では史上最短時間で興収1億元超えを達成した。長い映画(148分)と時代劇が苦手な香港でも好調。ジョン・ウーのハリウッド転向以降初の中国映画、トニー・レオンや金城武らオールスターキャスト、題材が三国志というのに加え、制作時にトラブルが続出したというゴシップもうまく話題作りに結びついた様子。キャストも概ね好評。思いのほか見せ場が少ないトニーと金城(後編で活躍するのか?)に比べ、フー・チュンや中村獅童ら脇を固める陣営の活躍ぶりが好評だ。香港・中国映画は「レッドクリフ Part I」がこの夏唯一といってもいい話題作だが、同時期公開のハリウッド映画に香港や中国にゆかりのある作品が一挙集中した感がある。中国でも歴史的ヒットになった「カンフー・パンダ」は題材もさることながら広東語吹き替え版はジャッキー・チェン&ジェイシー親子が共演。
香港ロケとエディソン・チャン出演が話題の「ダークナイト」が好調なスタートを切ったのに続き、今月末にはジェット・リー、ミシェル・ヨー、イザベラ・リョン、アンソニー・ウォンらが出演する「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」が公開される。
これらもエディソンやイザベラのゴシップで制作時にさんざん話題になったのがうまくプラスに働くか。まあエディソンは1分に満たないちょい役なのであまり関係ないだろうけど、イザベラはかなり出番が多く、今後のハリウッドでの活躍も大いに期待できる印象的なデビューとなったようだ。
(香港現地ライター:長谷川J吉)
