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[映画]

ブラッド・ピット (C)DailyCeleb.Com/NANA TSUSHIN

ブラッド・ピット (C)DailyCeleb.Com/NANA TSUSHIN

 クエンティン・タランティーノの話題の新作「INGLORIUS BASTARDS」の主演をブラッド・ピットを演じることが正式に決まった。「INGLORIOUS BASTARDS 」は、タランティーノが長年温めたてきた第二次世界大戦を舞台にした歴史アクション。

  ピットの役どころは8人のユダヤ系アメリカ兵を率いてナチスと戦うアルド・レイン中尉役。脚本を読んだ者によると、サミュエル・L・ジャクソンが「パルプ・フィクション」で演じたジュルス・ウィンフィールドのように口達者で自由奔放なアウトロー役で、「オレたちがやることは一つ。たった一つだけ。それはナチを殺すこと」といった内容の台詞を吐くキャラクターだそうだ。

  ピットがタランティーノと組むのは初めてだが、以前ピットはタランティーノの脚本「トウルー・ロマンス」でマリファナ好きのフロイド役を演じたことがある。他のキャスティングもいかにもタランティーノらしい。ピットの部隊の兵士役に、「ホステル」シリーズの監督イーライ・ロスが決まっている他、人気テレビシリーズ「The Office」のB.J.ノバック、「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」のデビッド・クラムホルツらの名前が挙っている他、イギリス人将校役で「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ、ドイツで最も有名な女優役でナスターシャ・キンスキーらにも出演のオファーが送られているようだ。

  また当初レオナルド・ディカプリオが悪役としてナチのリーダーを演じるという噂もあったが、結局その可能性はなくなり、ドイツの俳優がその役を演じることになりそうだ。タランティーノの常連俳優の一人ティム・ロスは今回も出演のオファーを受けたそうだが、TVシリーズ「Lie to Me」への出演が決まっており、スケジュール的に断念したようだ。

  先日「ヘルライド」というタランティーノ製作によるバイカー映画の取材で、ガイ・リッチー作品の常連だったヴィニー・ジョーンズにインタビューしたが、彼も「INGLORIOUS」に参加するようで、「昨日脚本を読んだばかりだよ。170ページもあったんだ。クエンティンとは『スナッチ』のプレミアで初めて会ったんだ。その時にいつかぼくの映画に出て欲しいって言われたんだよ。タランティーノ作品だから、みんなの記憶に残る死に方をしたいと思ってるんだ」とコメントした。

  映画の舞台はドイツ占領下のフランスで、台詞のほとんどがフランス語とドイツ語になるという。撮影は10月13日から開始予定で、来年のカンヌ映画祭でのプレミア上映を目指すという。
(LA現地ライター:細谷佳史)