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[映画]
映画「復讐するは我にあり」、「楢山節考」、「鬼畜」などで知られる俳優の緒形拳が、今月5日に死去していたことが明らかになった。71歳だった。死因は肝がん、告別式は近親者のみで7日に行われた。1937年、東京都出身。58年に劇団「新国劇」に入団し、60年にテレビドラマ「遠い一つの道」で初主演。同年、同作の映画化でスクリーンデビューを果たした。65年にNHKの大河ドラマ「太閤記」の豊臣秀吉役で一躍注目を集める。
79年の「復讐するは我にあり」では連続殺人犯の主人公を迫真の演技で演じ、鮮烈な印象を残す。テレビ・舞台・映画で幅広く活躍し、故・今村昌平監督の「楢山節考」が83年にカンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞。「MISHIMA」、「ピーター・グリーナウェイの枕草子」など海外の作品にも出演した。
近年は「殺し KOROSHI」、「歩く、人」など小林政広監督との作品でカンヌ映画祭に出席。奥田瑛二監督の「長い散歩」は、06年のモントリオール映画祭でグランプリを受賞した。「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」では妖怪ぬらりひょんを怪演していた。
脚本家・倉本聰が3年ぶりに富良野を舞台にした話題の連続ドラマ、「風のガーデン」が遺作となった。心から、ご冥福をお祈りいたします。
