[取材]
個性派俳優・古田新太、今年43歳―遂に彼の初主演映画「小森生活向上クラブ」が完成した。初主演ということで映画に対する思いなどを本人に直撃した。これまで数々の映画に出演してきたが実は今回、映画初主演。「あまりなんとも思わないですね。ただ興行的に大丈夫なのかな・・・ということだけですね。役的には端役だろうが主役だろうが関係ないんですよ」と彼らしい答えが返ってきた。では、出演の決め手は何だったのだろうか?「脚本が面白かったから。基本、どんな役でもスケジュールが空いていれば受けるので」ということだが、当初撮影スケジュールが合わないので断ろうとしたら、制作サイドからの「合わせます」の一声で、「なら、お受けします」と決めたという。
「小森生活向上クラブ」は、毎日がパッとしないサラリーマン・小森課長がある出来事を境に、社会には法に触れないがまわりの人を不幸にする小さな悪がはびこっている。そういう輩を成敗すれば皆のストレスが解消されるはずだ、とかなり身勝手な正義の味方に変身するという究極の暴走ブラックコメディー。
演じた小森課長の第一印象を尋ねると「まぬけな人ですよね、小森課長は。殺人鬼ですけど、そこは可愛く見せようと計算はしました」と笑って語る。そんな小森課長に自身で依頼したい事はあるかという問いには、「ないですね。みんな生きてていいと思うし。でもひとつだけ、死刑の施行を早くして欲しい。死刑が確定してから、施行まで時間がかかることが多いじゃないですか。いろいろ意見があると思いますが、その間自分たちの税金が使われているのはいかがなものか」と急に社会派の発言が飛び出した。「だから小森課長に法務大臣になってもらって、バンバン判子を押して欲しいですね(笑)」と役柄同様ユーモアで語った。
続けて、最近ストレスを感じたことはあるか聞いてみると、「僕は感じないですねー。毎日リセットしますから」と即答。おすすめのストレス解消法としては「口に出して喋ればいいと思いますよ。人の悪口でも腹のたつことでも、とにかく口に出して喋れば笑いに変わることもあるだろうし。人の悪口とかって楽しいじゃないですか(笑)」と明朗に答えてくれた。
舞台、映画、テレビ、ラジオと多彩な方面で活躍をしているが、自身で一番“素”で表現きる仕事はバラエティだと語ってくれた。役者業は好きだけど、役作りをしないという面でいうとバラエティが一番“素”に近いらしい。現在、「夢をかなえるゾウ」(読売テレビ)、「オー!マイ・ガール!!」(日本テレビ)のドラマ2本とバラエティ「MANNINGEN」(フジテレビ)を掛け持ち、さらに舞台「リチャード三世」の公演が控えていてさぞやご多忙では?「全部、事務所のせいです。僕が掛け持ちさせてくれって言った訳ではないですよ(笑)」と関係者への本音(?)を漏らした。
最後に映画を観る方へ「くだらない娯楽映画ですけど、ぜひともお気楽に観ていただきたいと思います。そんなに言うほどバイオレンスでもないですし、時間つぶしでもいいので、映画を観て疑似体験して、スカっとしていただければいいなと思います」とメッセージをくれた。
映画の公開を記念してオフィシャルサイトでは「あなたのストレス大募集!」と題し、コメントを募集している。応募してくれた方全員に劇場鑑賞が300円割引きになるクーポンがもらえる。さらに、小森課長が自ら選んだ大賞者には素敵なプレゼントも贈呈されるとのこと。奮って参加してみてはいかがだろうか?
映画「小森生活向上クラブ」は11月8日(土)より渋谷シネ・アミューズ他全国ロードショー。
■関連リンク
「小森生活向上クラブ」オフィシャルサイト
