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[取材]

マーティン・スコセッシ監督とザ・ローリング・ストーンズ

マーティン・スコセッシ監督とザ・ローリング・ストーンズ

 映画界の巨匠マーティン・スコセッシ&伝説のバンド、ザ・ローリング・ストーンズによる奇跡のライブ・ドキュメンタリー「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」。

 2006年秋ニューヨーク“ビーコン・シアター”での2日間のライブの模様が、余すところなくスクリーンに映し出されている。話題作の日本上陸を前にして、マーティン・スコセッシとザ・ローリング・ストーンズに取材した貴重なインタビューをお届けしよう。

 ローリング・ストーンズとタッグを組んだスコセッシ監督。彼らの音楽について「不思議なんだが、僕にとってはローリング・ストーンズはずっと歳を取らないような気がするんだ。彼らはインスピレーションの源であり続け、僕には常に新しく聴こえる。常に新しく新鮮なんだ」と音楽業界を走り続ける人気バンドを讃えた。

 キース・リチャーズにこれまでのコンサート映像と今回の映画の違いを聞いてみると「マーティンが監督しているという点、そこが最大の違いだ」と断言。「僕たちがこれをやることにしたのは、マーティン・スコセッシがこれを手がけると言ってくれたからだ。そうでなければ、俺はローリング・ストーンズのコンサートを再び撮影するなんてことに興味は持てなかっただろう」と映画製作に参加した理由を教えてくれた。

 一方、ミック・ジャガーに映画の完成度について聞くと「とてもいいものに仕上がったと思う。これまでたくさん出して来たコンサートのDVDなどと比べて、とても親密な映画だから、また違った見方ができる。パフォーマー同士の関係性が、とても近い距離から見ることができる」と映画の出来を満足げに語った。

 現在の音楽シーンは、CDを買う以外にダウンロードする手段ができ、音楽の楽しみ方が多様化している。これからの音楽業界の方向性についてミックに投げかけると「僕は、CDを買うにせよ、ダウンロードするにせよ、楽しみ方は変わっても人々が音楽を好きな気持ちは変わっていないと思う」と進化する音楽業界に肯定的な意見をもっている様子。

 続けて、ミックは本作のようなライブ映画に対して「人は視覚的なものを好む傾向もある。テレビを見るのも、映画を見るのも、DVDを買うのもそういうことだ。だから、この映画のように単純に人々が『見られる』ものを提供するのは悪いことじゃない」とコメント。寛大な心でライブ映画の存在を支持した。

 「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」は12月5日(金)全国ロードショー。 

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「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」オフィシャルサイト