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[取材]

「地球が静止する日」来日記者会見

「地球が静止する日」来日記者会見

 名匠ロバート・ワイズ監督の「地球の静止する日」(1951年)を、最新のCG技術を駆使してリメイクしたSFアクション超大作「地球が静止する日」。主演のキアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス、監督のスコット・デリクソンが来日し、17日記者会見が行われた。

 本作でメガホンをとったスコット監督は、CG技術とヒューマンドラマのバランスをとることが難しかったという。「僕は日本の“黒澤明”を一番尊敬していて、大好きなんだ。実際に、映画大学のコースでも彼の作品をテーマとして扱って生徒に教えていたくらいだよ。そしてここ10~15年の間に世界に進出した日本発のホラー映画も大好きだね」と日本映画の魅力について熱く語った。

 そんなスコット監督の発言に影響されたのか、隣に座っていたジェイデンも「日本の皆さんこんにちは。ジェイデン・スミスです。本日は多くの方々にお集まりいただきまして、本当に感謝しています」と10歳とは思えないほどの丁寧な挨拶を披露し、会場にどよめきが起こった。

 さらにジェイデンは役者として出演するにあたり「僕はね、両親(ウィル・スミス)から『その役を“演じる”のではなく、同じ立場だと思い“なりきる”ことが大事』というアドバイスをもらったんだ。すごく役に立って、その通りにやったらプレッシャーなんて感じなかったんだよ」と子供ながらプロとして自覚があるようで、大物スターの血筋の良さを感じさせた。

 会見中盤では、少し派手な赤のスーツを身に着けていた記者が質問をしようとしたときに、スーツの色があまりにも目立っていたせいか、キアヌがいきなり鼻歌で「Who has the next question~,Who has the RED suits on it~!(次の質問はなんだ~い~、赤いスーツを着ているあなた~)」と上機嫌に歌いだすお茶目な一面もみられ、会場の雰囲気が一気に和らいだ。

 また映画のタイトルにちなんで、「もし明日地球が滅びるとしたら、一番最後に食べたいものは?」という質問に対して、オスカー女優のジェニファーは「最後の食事だから食欲があるか分からないけど、家族と一緒に同じテーブルでいつも通りに食事を味わいたいわね」と母親としての表情を垣間見せた。

 一方、同じ質問についてキアヌは「最後の晩餐だなんて悲しすぎるよ。できるならそういう質問には答えたくないけど。…そうだね、僕はやっぱり豪華なものがいいかな。ステーキと一緒にシーザーサラダとかも付いて、締めくくりのデザートはやっぱり僕の大好なチョコレートケーキだね!」と満面の笑みで回答。その直後、通訳の戸田奈津子が「デザートはチョコレートケーキ」以降を訳さなかったのがキアヌに伝わったようで、「ちゃんとデザートの“チョコレートケーキ”も言ってくれた?」とベテラン通訳につっこむ場面も。食べ物に対するこだわりが実にかわいらしく、報道陣の笑いを誘った。

 「地球が静止する日」は2008年12月19日全国ロードショー。

■関連リンク
「地球が静止する日」オフィシャルサイト