[取材]
伊坂幸太郎の原作を映画化した「重力ピエロ」。22日、公開の先駆けて原作の舞台である仙台にて、世界最速の試写会が行われた。キャストの加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香、森淳一監督らが登壇した。過去に辛い出来事を抱えて生きる兄弟を演じた加瀬亮、岡田将生。兄・泉水役の加瀬は「岡田くんを前にして言うのも何なのですが…」と前置きして、「台本を読んだ際、(弟の春役を)実写化するのはとても難しく、説得力が生まれないんじゃないか、と心配していたがすごくかっこいい春が出来上がった」と、難しい役に挑んだ岡田の演技力を賞賛。
続いて岡田も「加瀬さんの前で言うのも何なのですが…」と岡田が返し、「加瀬さん演じる泉の役がとても好きで、自分にお兄さんはいないので加瀬さんのことを実際に兄だと思っています。そう思い続けるし、思いたい」と映画の枠を超えて、互いの信頼関係の良さをアピール。
兄弟の母親を演じた鈴木京香、実は舞台となった宮城県出身。「自分の生まれ育った宮城県でロケをして、そこで自分がお仕事できたということはとても嬉しいことです」と故郷で撮影した感想を語り、「こんな最高にかっこいい二人の息子がもてて、素敵なだんなさんがいて、なんていい家族をもてたんだ、ということを実感できるような不思議な気持ちになりました」とイケメン2人の母親役に満足げの様子。
また、長編劇場映画としては2001年の「Laundry ランドリー」以来メガホンをとった森監督は「僕は映画をつくる上で、一番大事なことは、その映画が果たして映画館の中だけで完結してしまうのが良いのかどうかということです。映画を観終わった後に、エレベーターの中や、電車の中で何か映画のことを少しでも思い返してもらえたらとても嬉しいなと思います」と観客に向けてコメントした。
伊坂幸太郎ワールドが全開の「重力ピエロ」は2009年4月25日(土)宮城先行公開、5月23日(土)全国ロードショー。
■関連リンク
「重力ピエロ」オフィシャルサイト
