[取材]
17日、大河ドラマ「天地人」が好調にスタートした妻夫木聡の最新主演作「感染列島」が初日公開をむかえて、舞台挨拶が行われた。「感染列島」は、近い将来必ず発生すると言われている新型インフルエンザの爆発的感染(パンデミック)を描いた話題作。世界的に差し迫った大きな問題だけあり、既に多くの国での上映が決まったばかりか、ハリウッドでもリメイクされる予定だ。
献身的に救護に当たる救急救命医・松岡剛を演じた妻夫木は、「危機感をあおるだけのパニック映画だったら嫌でしたが、ウイルスと共存できないか?という台詞を見た時、自分自身をもっと見つめ直さないといけないと思いました。ウイルスもひとつの命なので、人間はもっと考えないといけないことがいっぱいあるはずです。このような命の共存というテーマに共感し、この映画をやりました」と映画出演の決め手を告白した。
続けて「命は人間が考え続けないといけない問題ですが、平和な時代が続いてきた中で、見失ってしまったものも多いと思います。命について考える事を通じて、自分自身を少しでも変えることが出来れば、世界の未来は希望で満ちあふれるはずです。この映画が、そのことのちょっとしたきっかけになれば嬉しいです。」と観客に語りかけた。
本作で脚本を手掛けた瀬々敬久監督は「もし近い将来、新型インフルエンザが流行した時、この映画のようにならないよう皆で何とかやっていきたいと思います」と語り、出演者のひとり、藤竜也も「何が良かったかというと、今、新型インフルエンザが流行っていないことです。もし爆発的に流行っていたら、映画館に来ることができませんから」とベテラン俳優らしくユーモアを交えてコメントした。
「感染列島」は全国東宝系ロードショー中。
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「感染列島」オフィシャルサイト
