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[取材]
写真家・操上和美の映画監督第一回作品「ゼラチンシルバーLOVE」の初日舞台挨拶が7日に行われ、主演の永瀬正敏、宮沢りえ、操上監督が登壇した。宮沢は、つい先日一般男性との結婚と妊娠を発表しただけに多くの報道陣が詰め掛けた。ある仕事の依頼で女を盗撮し続ける男(永瀬正敏)、24時間撮られる美しい女(宮沢りえ)の関係を、写真家ならではの観察眼で捉えた美しくエロティックな映像で物語が綴られる本作。
そんな独特な世界観を映画として完成させた操上監督。「今回は、素晴らしい俳優に恵まれて初作品を作り上げることができました。皆様にご覧頂けることを光栄に思います」と喜びの挨拶。「永瀬さんは写真家としてのの身のこなし方が完璧でした。役柄としては、ややマイナーなタイプの役ですけど、存在感が素晴らしかったですね」と永瀬の演技を絶賛、16歳のころからの付き合いだという宮沢については「今回は“美しさ、脆さ、芯の強さ、セクシュアルな存在”を考えたら彼女しかいなかった。素晴らしい空気を作って頂いたと思います」と主演女優の魅力をたっぷり語った。
ミステリアスの女を演じた宮沢は「昨今、言葉・情報で溢れていますけど、この映画はそれらに頼らずに、“静寂自体が語っている”という印象をもちました。それは操上さんご自身にも通づることだと思います。細かな演出はされないんですけど、現場の空気が私たち役者を演じさえてくれたと思います。あまり味わったことのない現場で、台本も普通のものとは違い、最初は戸惑ったんですけど、想像力をとても強く喚起させられました」と撮影当時の印象を思い出深げにコメント。
本作で、セリフが少ないぶん男と女の本能や性(さが)という部分が浮き彫りになっているということで、映画に登場する男と女の印象について主演俳優二人。永瀬は「もちろん僕らはこの作品の演じ手なので、共感して演じさせて頂きました」と語ると、続けて宮沢は「あまり言いたくないです。観た方の心に芽生えるものが一番のことだと思うので、敢えて何も言わずにいたいです」と控えめなコメントだったが、表情から私生活の幸せオーラが溢れていた。
「ゼラチンシルバーLOVE」は銀座テアトルシネマ・東京都写真美術館、新宿武蔵野館他にて全国公開中。
