[取材]
12日、映画「真夏のオリオン」の完成披露試写会が都内で行われ、メガホンを取った篠原哲雄監督や監修・脚色の福井晴敏を始め、主演を務めた玉木宏、北川景子、平岡裕太、そして本作で俳優デビューとなるケミストリーの堂珍嘉邦ら出演者10名が舞台挨拶のため登壇した。池上司の原作「雷撃深度一九・五」を福井晴敏が映画化原作「真夏のオリオン」に書き換えた本作は、第2次世界大戦末期に日本海軍の潜水艦乗員が命を懸けて米軍駆逐艦との戦いを描いた戦争大作。
本作で潜水艦艦長の倉本孝之というリーダッシップ的な役を熱演した玉木は、「今の日本では、こういう人が上に立つべきではないかと思った。僕も撮影していた時はなんとかこの人物に追いつきたくて頑張っていました」と役柄に対する熱い想いを語った。
続いて、一人二役を演じたヒロインの北川は「台本を読んだ時、自分自身が今までに持っていた戦争映画に対する先入観やイメージが一気に壊れた気がしました。というのも、描き方がすごく前向きな戦争映画だったからです」と笑顔でアピール。
そして今回が映画初出演としても注目される堂珍がマイクを握ると、思わずケミストリーファンから「イエーイ!」との大きな歓声に苦笑いしながらも、「自分とはかけ離れた役を演じて、とても勉強になった。今後ここで学んだことを“歌に”返していきたいです」と俳優だけではなく歌い手としての一面も見せた。
また、戦争映画に携わったたことで“昔の人と今の人の違い”を自分自身に問いかけたという平岡は、映画に込めたコアーメッセージを観客に伝えた。「今の人も昔の人も、実はあまり変わらないのではないかな。人は人なんだし、今と昔の“状況”が違うだけで(人間としての)根本的な部分は変わっていないと思います。軍医長を等身大のままやらせてもらいました」と人間性溢れる言葉に思わず会場から盛大な拍手が送られた。
「真夏のオリオン」は6月13日(土)全国ロードショー。
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「真夏のオリオン」オフィシャルサイト
