[取材]
「WATARIDORI」のジャック・ペラン監督とジャック・クルーゾー監督のコンビが、製作費70億円をかけ海の神秘を描いたドキュメンタリー「オーシャンズ」が公開される。世界中で未知の映像を捉えた驚異的な撮影に日本人としてただ1人参加したのが、海洋カメラマンの奥村康氏だ。「オーシャンズ」への参加は、かつて一緒に仕事をしたスタッフからの紹介がきっかけ。最初はムラサキダコのメイキングを担当、その上がりが気に入られ本編も撮影することになり、佐渡のコブダイ、仏領グアダループのマッコウクジラなども担当した。
「佐渡のコブダイは以前に撮影した経験があったので、この時期にはこの場所で撮れると監督に伝えてスケジュールを組み、機材を送ってもらいました。撮影に入ってからは、撮れた映像を軽くしてインターネットで監督に送り、それを向こうで監督が見てというやりとりをしながら撮影を進めました」という。とはいえ、自然相手の撮影なので監督の求めるイメージの画がなかなか撮れないこともあり、時には撮影日数が40日を越えるケースもあった。
ようやく出来上がった映画を見て、「よくこれだけすごい映像を集め、しかも綺麗なところだけではなく嵐や海の抱えている問題を取り上げたり、海に対して非常にバランスがとれた出来上がりだなと思いました」という奥村氏。
「生き物のすばらしさと生き物が住んでいる海のすばらしさを感じ取り、海や自然に興味を持ってもらいたいですね。そして、実際に自然の中に出ていき、自分の目で生き物や生き物が住んでいる環境を見れば、環境に対して考えるきっかけが出来ると思います」と語った。
海洋ドキュメンタリー「オーシャンズ」は1月22日(金)より全国公開。
■関連リンク
「オーシャンズ」作品情報
「オーシャンズ」オフィシャルサイト
