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| もし自分がクロエの立場だったらどういう顔をするだろうかと考えた結果、ああいう演技になったのよ
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| いよいよシーズン6に突入した大人気海外ドラマ『24-TWENTY FOUR-』。そのDVDリリースを記念して初来日したクロエ役のメアリー=リン・ライスカブにインタビュー! シーズン3で初登場して以来、いまや主人公ジャック・バウアーになくてはならない片腕として大活躍するクロエの素顔とは?
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[メアリー=リン・ライスカブ] 1971年6月22日、米ミシガン州デトロイト生まれ。もともとはコメディエンヌ。人気コメディアン、ボブ・オーデンカークとデヴィッド・クロスのTV番組『Mr.Show』(95〜96)から、この世界に入る。その後、TVのレギュラー出演を経て映画界にも進出。『パンチドランク・ラブ』(02)『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』(03)『ファイヤーウォール』(06)などに出演している。
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『24-TWENTY FOUR-』
9月7日(金) シーズン6 DVDレンタルスタート
オフィシャルサイト |
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| コメディエンヌとしてキャリアを積んでこられたそうですが、『24-TWENTY FOUR-』へ出演が決まったときの心境はいかがでしたか?
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| 最初はすごく緊張したわ。こういったドラマは初めてだったし、番組のトーンに自分が馴染めるか不安だった。ただ、演じる上でのアプローチの仕方は、コメディだろうとシリアスドラマだろうと変わらないのよ。大切なのは、いかにそのシーンの心理状態に自分をもっていけるかどうかだと思うから。
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| 最初の頃に比べるとクロエのキャラクターも少しずつ変化していると思うのですが、ご自身ではどのように感じていますか?
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クロエというキャラクターは脚本家の人たちと一緒に創りあげていったものなの。最初の頃はとにかくコンピューターおたくで、人の話も最後まで聞かずに行ってしまうし、融通が利かないキャラクターとして描かれていたわよね。でも、ジャックを助けるという役割を与えられるようになってから、徐々に彼女の違う面が見えてきたような気がするわ。
Q:“しかめっ面”の演技は、最初からそのような設定だったのですか?
もし自分がクロエの立場だったらどういう顔をするだろうかと考えた結果、ああいう演技になったのよ。『24』では常に何か悪いことが起きていて皆がピリピリしているというストーリーだから、決して息抜きできない雰囲気があるの。そんな中でメリハリをつけていくのが難しいところだと思うわ。
Q:実生活でもクロエのような顔をしてしまうことはありますか?
子供時代の私はずっとあんな感じだったわ(笑)。
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| クロエはシーズン3で登場して以来、ジャックと少しずつ信頼関係を築いてきましたが、メアリー=リンさんとキーファーさんの関係も初めの頃に比べて変化しましたか? |
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キーファと私の関係は、共演し始めた頃から変わっていないわ。共演シーンのあるときはとても近くに感じるけど、すれ違ってしまってほとんど顔を合わせないことも多いから。
ただ、クロエを演じる上で、キーファーから助けてもらったことはあるの。それはクロエの友人が拷問を受けるシーンだったんだけど、「どう演じていいかわからない」って言ったら、キーファーがオフカメラでいろんなことを叫んでくれたの。「今、彼は痛めつけられている! 今、押し倒された!」って。それを聞きながら演技したことがあったわ。
またあるとき、とても緊迫したシーンの撮影のときにキーファーに「できるかわからない」って話したら、「結果は考えるな。とにかく目の前のことだけ考えろ」ってアドバイスされたこともあったわ。
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| クロエの性格のどんなところに魅力を感じていますか?
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そうね……すごく変わってるけど、めちゃくちゃ優秀なところかしら。それと、思ったことをズバっというあの性格が好きよ。あとは複雑なところも。
Q:ご自身と重なる部分はありますか?
私も確かに複雑な部分はあると思う。でも、もっと自分の内に秘めるタイプかな。意外と人に同情してしまう方かもしれないわね。だから演技という仕事を選んだのよ。 |
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| 『24』に登場する男性キャラクターでご自身が一番タイプなのは?
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ビル・ブキャナン、ジャック・バウアー、トニー・アルメイダ、モリス、マイロ……大勢いるわよ(笑)。
Q:でも一番はブキャナンなんですね?
ええ。彼はすごくジェントルマンだし、人当たりがいいところが大好きなの。
Q:ジャックの魅力は、何をしでかすかわからないところでしょうか?
その通りよ。彼はそういう意味では別格よね。
Q:では、同性として興味深い女性キャラクターは?
個人的にはマーサ・ローガンがすごく好きなの。直感で感じとって言いたいことが沢山あるのに、大統領夫人という立場上、すごく悩んでしまう。そんな苦悩がとても興味深いわ。
でも、クロエが一番共感できるのはミシェルだと思う。決断力があってとても力強いキャラクターだから。クロエは、マーサ・ローガンをクレイジーだと思うでしょうね。 |
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10ヵ月くらいよ。
Q:その間、髪の毛が伸びたり、太ったり痩せたりはできませんよね。そういった面でのご苦労はありますか?
いいえ。そういった面では特に苦労していないわ。本当は気にすべきなのかもしれないけど。でも、さすがに日焼けサロンには行けないけどね(笑)。
Q:髪型も変えられませんよね?
そうよ。だから、シーズンが始まるときの最初の髪型がすごく重要なの(笑)。 |
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| クロエには過去の経歴などは設定されているのですか?
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| いいえ。クロエの過去は多分設定されていないし、私も知らされていないの。でも、だからこそ面白いと思うわ。シーズン5で元夫モリスが登場するし、これからもっとクロエの私生活について知ることになると思う。何かいいアイディアを思いついたら、私からもプロデューサーに提案しておくわね(笑)。
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| これまでのシーズンで一番心に残っているシーンを挙げてください。
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クロエがマシンガンを撃ったシーンかしら。あとは、シーズン6でのモリスとの感情的なシーン。これまでは“堅物で変人”というキャラクターだったけど、シーズン6では一人の女性としての面も描かれるのよ。ああいうシーンはこれまでのシーズンにはなかったと思うわ。
Q:クロエとモリスが元夫婦であるという設定は少し意外な感じも受けるのですが、演じる側としてはいかがですか?
その気持ちはわかるわ(笑)。でも、『24』は常に色んなプロットが動いているから、すでにある人間関係の中でマッチングさせなきゃいけないのよ(笑)。それに、クロエとモリスが惹かれ合うのはよくわかるの。二人とも頭がよくて、権力に対して反骨精神があるから。ある意味で、二人はとてもよく似ていると思うわ。
Q:やっぱり見かけじゃないということですね(笑)。
それってどういう意味!?(笑)
Q:いえ、モリスはマッチョで軍人のような体型をしているので、クロエとは見た目がアンバランスかと……。
確かにね(笑)。でもクロエってそういう男性に弱いのよ。 |
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| ジャック以外、いつ誰が死んでもおかしくない『24』ですが……。
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“ジャックとクロエ以外は”よ(笑)。
Q:(笑)。では、今後クロエにどんなシーンを増やして欲しいですか?
そうね……。武器を携えてもっとアクションシーンをやりたいわ。それもビキニ姿で(笑)。
Q:クロエはデスクワークが多いですが、実はCTUの外に出たいのですね?
その通りよ(笑)。 |
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| クロエのセリフは専門用語だらけのことが多いですが、ご自身はそういう方面は得意ですか?
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全然よ(笑)。だからセリフも内容がわからないまま丸暗記するの(笑)。
Q:どなたか詳しい友達に手伝ってもらったりしては?
私、友達いないのよ(笑)! ベッドで一人、ひたすら覚えてるの(笑)。
Q:クロエには役作りの上でどなたか参考にした人物がいるのですか?
いいえ。クロエは全て私自身よ。でも、クロエという役についてではないけど、キーファーにはすごくインスパイアされたわ。とてもレベルの高い集中力とか。
Q:キーファーさんは現場でも特別な雰囲気を持った方なのですか?
ええ。キーファーはものすごく雰囲気のある人よ。彼がいるだけで皆がピリッと引き締まるわ。「あ、キーファーが来てる!」みたいにね。 |
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シーズン7のクランクイン直前で、まさに緊急来日となったメアリー=リン。インタビューの前日に行なわれた記者会見では黒のセクシードレス姿で登場して歓声を浴びた彼女だが、この日はカジュアルな格好で、本当に“普通のお姉さん”といった感じ。必ずえくぼができるキュートな笑顔に、時折あの“困り顔”を見せつつ、丁寧に質問に答えてくれた。 それにしても、登場した当初は怪しいことこの上なくイライラさせられっぱなしだったクロエが、ここまで愛着の湧くキャラクターになったのは、やはりメアリー=リンの完璧な演技があってこそ。人気キャラクターでも容赦なく消される『24』で、「クロエだけは殺さないで欲しい!」と切に願い続けているファンは私だけではないだろう。この先も眉間にしわを寄せながら、数々の危機を乗り越えていって欲しい!
(取材・文:山内真理子 写真:佐藤裕美子)
関連記事: 『24-TWENTY FOUR-』ジョン・カサー監督インタビュー |
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