|
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
|
 |
| 家族全員で観に行って、色んなことを語り合ってほしいですね。
|
 |
| 文庫本がシリーズで累計800万部を突破したあさのあつこの原作を名匠・滝田洋二郎監督が完全映画化した『バッテリー』。天海祐希や岸谷五朗、そして菅原文太といった実力派俳優が集結するなか、フレッシュな若手俳優たちの好演が印象に残る、感動的な青春スポーツ映画に仕上がった。そこで注目されている天才ピッチャー・原田巧役を演じた林遣都と、その巧と熱い友情をはぐくむ永倉豪役の山田健太の爽やかインタビューをお届けします。 |
|
|
|
 |
 |
 |
 |
[林 遣都]
1990年、滋賀県生まれ。3000人のオーディションを勝ち抜き、見事主役に選ばれる。本作で映画初主演を務める。
[山田健太]
1991年、神奈川県生まれ。子役として「大奥 第一章 スペシャル」などTVやCMで活躍。特技は野球。
|
 |
『バッテリー』
配給:東宝
2007年3月10日(土)全国東宝系ロードショー
オフィシャルサイト:http://www.bt-movie.jp/ |
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
林 遣都:すごく明るい人だなと思いました。最初に会った印象から豪そのものだったので、その印象はずっと変わっていないですね。
山田健太:初めて会ったとき、この人が巧役の人だなとすぐに分りました。とにかく仲良くなりたいから、僕は積極的に話しかけました。
林 遣都:おかげですごく助かりました(笑) |
|
 |
 |
 |
 |
| 普段はお互いのことを、どのように呼び合っているんですか? |
 |
 |
 |
 |
|
 |
山田健太:僕は林さんです。
林 遣都:僕は自分から話しかけることがないので、名前は呼ばないです(笑)。話しかけられるのを待っています。
山田健太:そうなんですよ(笑)。それがつまんないんです。今、地方のキャンペーンにまわっているんですけど、バスの移動中に席の後ろを振り返ると、林さんは景色を観ながらボーっとしているんです。それがカッコイイんです(笑)。話しかけると、薄いリアクションをいつも取るんです(笑)。 |
|
 |
 |
 |
 |
| 野球のシーンが多いため、野球をしながら演技しなければならない難しさはありましたか? |
 |
 |
 |
 |
|
 |
林 遣都:滝田監督から、細かいところを気にするよりも、まずは巧として気持ちを入れておけと言われていたので、役柄になりきるしかなかったですね。
山田健太:僕は実際に野球をやっていたので、それほど難しくは感じなかったです。元々キャッチャーなので、掛け声も分っていました。野球が絡んでいない演技のほうが難しかったです。
|
 |
|
 |
|
 |
|
|
 |
| 林 遣都:巧は不可能を可能にする男なので、どうせなら楽しんで演じようとしました。萩原聖人さん演じる顧問の先生に歯向かうシーンがあったんですけど、こんな経験滅多にないので、かなり生意気な態度をとったりもしました。あと普段から巧でいるように心掛けました。気持ちに余裕がなかったので、なるべく巧でいる時間を大事にしていましたね。 |
 |
|
|
 |
| 山田健太:永倉豪は自分とメチャクチャ似ていました。明るくて活発で野球が大好きで優しくて……。あっ、僕が優しいかどうかは別ですけど(笑)。でもカメラが回ると、どうやって普段の自分を出せばいいのか難しかったです。 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
| 滝田監督は日本映画において巨匠ですが、その監督と一緒にお仕事をした印象は?
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
林 遣都:初めてお仕事をした監督が滝田監督だったので、最初会ったときは怖いという印象はありました。演技の指導は厳しかったんですけど、撮影が終わってホテルに戻ると、みんなでご飯を食べることがよくあったんですね。そのとき、監督に「お前、これ食え」ってパセリを渡されるんです。まあ、とりあえず食べますよね(笑)。その後に雑談をするんですが、ふっと今日の撮影についてアドバイスをしてくれるんです。できるだけ僕たちの近くにいて、たくさんコミュニケーションをとってくれました。撮影現場の岡山県にお父さんはいなかったので、ここでのお父さんは滝田監督でした。
山田健太:僕は最初に会ったとき、「ああ、すっげー」って感じでした。ある日、みんなとご飯を食べているとき「山田、お前を一番怒るからな」と突然言われたことがありました。そのときはビックリしたんですけど、その言葉の意味は撮影の中盤になって分りました。キャッチャーはみんなをまとめないといけないので、僕を鍛えてくれてたんですよ。怒って下さることは、自分にとって貴重なことだと思いましたね。林さんはお父さんと言ってましたけど、僕にとって監督は恩師のような存在です。
|
|
|
 |
 |
 |
 |
| この映画では野球の面白さや難しさが詰まっていますが、お二人は野球の魅力はどんなところにあると思いますか? |
 |
 |
 |
 |
|
 |
林 遣都:野球を通じて、色んなことが経験できると思います。野球を必死に練習することによって、強い自分になっていくんです。巧は毎日5キロ走っています。毎日トレーニングすることによって、しっかりした人間ができるんだなと思いました。練習をサボると他のことも駄目になるんですよね。
山田健太:野球の素晴らしいところは、スポーツの奥深さと強い絆が生まれるという二つです。野球は9人でプレイするもので1人でも欠けたら駄目なんです。岸谷さん演じるお父さんが「野球って凄いな」と言うセリフがありますけど、まさにその通りです。野球はチームプレイが大切で、友情が深まるものだと感じています。
Q:山田さんは実際にキャッチャーをしていたそうですが、なぜそのポジションを選んだんですか?
山田健太:言い出したらキリがないんですが、まずはピッチャーと連携できる面白さですよね。ケンカしても、そこからまた強い絆が生まれるんです。あとこれはキャッチャーをやった人にしか分らない事ですけど、守っている仲間たちの顔が見渡せます。「あいつちょっと、エラーしたから元気がないな」と思ったら、あとで励ますことができたりします。キャッチャーは言葉に表せないぐらい、良いポジションですね。 |
 |
|
|
 |
林 遣都:僕は読売ジャイアンツです。昔から家では、巨人軍の試合中継が流れていて、気がついたら、応援していました。清原選手が好きですね。あの鍛えられた根性と肉体は、僕に全くないから(笑)。
山田健太:実家が神奈川県なので、僕は横浜ベイスターズが好きです。1年間で50試合以上を観戦したこともありました。あと好きな選手は巨人の矢野謙次選手ですね。テレビで矢野選手の特集がやっていたんですが、もう惚れちゃいました(笑)。とにかくかっこいいです。 |
|
 |
 |
 |
 |
| 撮影を終えてみて、自分が成長したなと実感することはありましたか? |
 |
 |
 |
 |
|
 |
林 遣都:はい、色んなことが成長したと思います。まず人間として一歩大人に近づけたなと実感しました。プロのお仕事を見させてもらって、自分もこんな大人になりたいなと思える人がたくさんできました。撮影を重ねるごとに強くなっていた気がします。
山田健太:僕はちゃんとした夢を持つことができました。この『バッテリー』をやる前は、野球をやりたいのか俳優をやりたいのか、ずっと迷っていました。もし野球部を卒業したら、夜更かしをして、夕方まで寝ているような夏休みが続いていたのかなと思います。でも、ここまで僕を成長させてくれたのは滝田監督のおかげです。だから、僕の目標は、監督に恩返しをすることです。物で恩返しするんじゃなくて、これからの僕の行動で恩返ししたいです。 |
|
 |
|
 |
林 遣都:僕はこの映画の撮影を通して家族の大切さをちょっと理解できた気がしました。家族の絆が詰まっているので、家族全員で観に行って、色んなことを語り合ってほしいですね。
山田健太:夢や目標に迷っている人たちに観て欲しいです。僕はこの映画に出て、この映画を観て自分の目標が出来たので、この映画を観れば何か掴み取ることができると思います。 |
|
 |
 |
 |
 |
シャイな感じの林さんと、元気ハツラツな山田さん。とても爽やかなお二人で、10代にしかない若々しさに好感大でした。ボケとツッコミ的な役割も自然とあったりして、映画同様に仲の良さが感じ取ることができるインタビューでした。
(取材・写真・文:昼神幸吉)
|
|
 |
 |
|