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インタビュー
『イヌゴエ 幸せの肉球』阿部力 単独インタビュー
阿部力
自分ではそうは思いませんけど、よく人から犬っぽいねって言われます(笑)。
“関西弁をしゃべるフレンチブルドッグ”と内気な青年の交流を描いて今年の映画界最初の話題をさらった『イヌゴエ』。その第二弾が、戌年のラストを締めくくるべく、いよいよ公開を迎える。本作でちょっと頼りない主人公・成田凌役を演じた阿部力が映画の魅力を語ってくれた。
profile
[阿部力]
1982年、中国黒龍江省生まれ。中国と日本のクォーター。台湾、中国での活動を経て、昨年の『大停電の夜に』で日本デビュー。「花より男子」(TBS系列)の美作あきら役で注目され、最近では映画『ラフ』主演作('06日本)、映画『7月24日通りのクリスマス』('06日本)、テレビ「役者魂!」(CX系列)などに出演。待機作には、『不完全恋人』('07中国)、テレビ「花より男子2」('07・1月〜TBS系列)などがあり、アジア全域で大注目の若手俳優。
『イヌゴエ 幸せの肉球』
12月2日(土)より渋谷シネ・ラ・セット、横浜ジャック&ベティ他にてロードショー
配給:バイオタイド
オフィシャルサイト:http://www.fullmedia.jp/inugoe/inugoe2/
Q4
今回はどういった経緯でお話があったのですか?
自分はすごく動物好きなので、ずっと動物と一緒に映画を撮れたらいいなと思っていたんです。この映画のお話が来たときは、もう脚本を読む前から「やりたい!」って感じでした。
Q2
最初に脚本をお読みになった印象はいかがでしたか?
前作の『イヌゴエ』を観てから今回の脚本を読んだんですけど、こう言ってしまうのも悪いですけど、絶対こっちの方が面白いなって思いましたね(笑)。

Q.前作で主役を演じられた山本浩司さんが今回は脚本で参加されていますが、お話する機会はありましたか?

山本さんは今回の映画にも出演されているので、そのときにお会いしました。今回はすごく撮影期間が短くて、パッパッと撮っていく感じだったので、前作も同じ撮り方だったのかとか、ぺスはどんな犬だったのかなど、いろいろお話しました。
Q2
動物相手の共演ということで苦労したことはありましたか?
犬によっても違うと思うんですけど、『イヌゴエ 幸せの肉球』のペスはまだ生後4、5ヵ月くらいで、まだしつけとかもあまり出来ていない犬だったんです。毎回違う動きをしたりするので、それに合わせるのが難しかったですね。

Q.ペス(犬)との会話シーンはどのように撮影していたのですか?

犬の動きにもよるんですけど、なるべく台本に沿った台詞を監督が横で言ってくれて、それを聞きながら、犬と喋ってるように演技するんです。
Q2
演じられた役柄について横井監督とはどんなお話をされましたか?
うーん……。今回の役は、最初は写真屋で働く設定ではなかったんですけど、自分が写真好きだって言ったら、そういう設定に変えてくれました。それによって、凌のキャラクターの幅を広げることができたんじゃないかなと思っています。

Q.演技に関して監督から特に要望はありましたか?

犬を中心にした撮り方をするので、ペスが取る動きに合わせて、その都度自分なりに動くように、とアドバイスがありました。でも、ゆっくりとやっていいからという感じで、すごくやりやすい現場でしたね。
Q3
撮影をしていて一番楽しかったシーンはどこですか?
ペスのアップを撮っているときですね。何かを食べているときの表情が、すごく可愛くて。しかも、普通の犬がやらないような動きをするんですよ。例えば、何かを食べているときにまだ歯がはえそろってなくて、のどに詰まらせて人間みたいに「カーッ」って言うんです(笑)。そういうのを見ると、皆が笑っちゃうんですよね。「お前、それなんだよ!」みたいな(笑)。
阿部力
Q2
阿部さんご自身もミニチュアダックスフンドを飼われているそうですが、どんなところが魅力ですか?
うーん……とにかく可愛い(笑)。一緒にいてくれるいい友達ですね。言葉がわからないからなのか、機嫌が悪くてもそばにいてくれるというか。最近はあまり一緒に散歩に行けないんですけど、一緒に寝たり、お風呂にも一緒に入りますよ。

Q.実生活でもこの映画のように犬の声が聞こえたりします?

一緒に喋りますよ。でも、大体表情を見れば何を思っているのかが分かるつもりです。自分ではそうは思いませんけど、よく人から犬っぽいよねって言われます(笑)。犬を飼っているからかもしれませんけど。
Q5
阿部さんにとって、今年はどんな一年でしたか?
色んな映画に出演させていただいて、結構忙しかったですね。4本の映画に出ましたが、自分に近い役も、全然違う役もあったりして。主演映画も2本撮れたので、すごく充実した一年でした。
Q7
ここ最近、相次いで話題作に出演されていますが、デビュー当時と比べて成長したなと実感するところはありますか?
ペスの表情や想像つかないような動き、あとは主人公の凌がダメ男から成長するところに注目して観て欲しいですね。年齢を問わず楽しめる映画だと思います。あえて言えば、同年代の男性にぜひ観て欲しいです。
編集部の呟き
ゆっくり言葉を選ぶように語ってくださった阿部さん。ご自身で7年近くワンちゃんを飼っているとあって、犬の話になるとただでさえキラキラの瞳がさらにキラキラ(笑)。本当に犬好きなのがよく伝わってきました。 今年は阿部さんにとって役者として実り多い一年だったようで、『7月24日通りのクリスマス』では、以前ハリチャンのインタビューで尊敬している俳優さんに名前を挙げていた大沢たかおさんとの共演も実現。そのことを聞いてみると、「近寄れなくて何を話せばいいのかわからなかった。ただ見ていたい人です(笑)。もっとがっつり共演できるくらいになれるよう頑張ります」とのこと。来年も、スクリーンでどんな顔を見せてくれるのか楽しみです!
(取材・文:山内真理子 写真:昼神幸吉)
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