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| 女の子に肩枕してもらったことなんて今までなかったから、どんな風にすればいいのかもわからなくてずっとドギマギしてました
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| ラジオが持つノスタルジックな温かさに包まれて、12歳の少年がひたむきに生きる姿をさわやかに描くこの作品。現役の少年少女はもちろん、以前少年少女だった大人たちにも少しの涙と青春の甘酸っぱさを思い出させる感動作が、神木隆之介と福田麻由子の共演で誕生した。今回はそんな主演のお二人に直接お話を伺うことができた。
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[神木隆之介] 1993年生まれ。95年にCMでデビュー。幼い頃から数多くのドラマに出演し、05年には映画『妖怪大戦争』で主演を務め、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年は連続TVドラマ『どんど晴れ』や『探偵学園Q』の他、『大日本人』『ピアノの森』など、声の出演を含めて5本の映画に出演している。
[福田麻由子] 1994年生まれ。98年に俳優デビュー。『女王の教室』(05)『白夜行』(06)など数多くのドラマに出演。主な映画出演作品は『下妻物語』(04)『同じ月を見ている』(05)『日本沈没』(06)などがある。今年夏に公開されたアニメ映画『ピアノの森』では、神木隆之介と再び声の共演を果たした。
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『Little DJ〜小さな恋の物語〜』
配給:デスペラード
2007年12月15日(土)より 全国ロードショー
オフィシャルサイト |
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| この映画を観てたくさん泣いちゃったのですが、神木さんは初めてこの映画の台本を読んだときどんな感想を持たれましたか?
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| 神木:最初に台本を読んだときに、文字だけでも生きることの大変さがすごく分かったので、これが映像化されるともっともっとストレートにそういったことが伝わるんだろうなぁと思いました。 |
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神木:僕は今回“初挑戦”が多かったんですよね。病気やDJ…あとは初恋!その中でも一番苦労したのが病気の役ということでした。小さい頃には病気をしたことがあるんですけど、全く覚えてなくて。自分が物心ついてからの病気の経験がないので、病気になった感覚というのが分からなかったんですよ。だからそれは家族とかに聞いて、それを自分なりにまとめて演じたんですけど…。あとDJについては、僕の事務所に、以前DJをされていた方がいたので、その方に教わりながら練習したりしてましたね。
福田:私は恋をしたことがなかったので、「これはしっかり勉強しなきゃ」と思って、いろんな人にリサーチしました。 |
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| とても仲が良さそうなお二人ですが、この作品が初共演だったんですよね?
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神木:はい、そうです。
――初めて会ったときと、撮影が進み仲良くなるにつれてのお互いの印象は変わりましたか?
神木:うーん…変わったのかなぁ?初めて会ったとき、とにかく僕は緊張していて…(笑)。でも「どんな人なんだろう」とすごく興味がありましたね。それで撮影が進んでいくにつれて「すごくしっかりした人だなぁ」とわかりました。僕ってけっこう話をずらしたり逸らしたりしちゃうんですが、それを福田さんが直してくれたりとか。勉強まで教えてもらって、本当に助けられました(笑)。
――あれっ?神木さんの方がひとつ年上ですよね?でも勉強を教えてもらったんですか?
神木:分数がちょっと苦手で…(笑)。「ねぇ、分数ってどうやるんだっけ?」って聞きました。
福田:数学は得意なんです(笑)。
――やはり撮影の合間には学校の話などをされたんですか?
神木:そうですね、「こんなおもしろい先生がいるよ」とか色々話したんですが、でもそれにも僕がいまいち対応できず…。(福田さんに向かって頭を下げながら)ほんと申し訳ございませんでした!
福田:(笑)。 |
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福田:テレビなどで見た印象ですごく明るい元気な感じを勝手にイメージしていて、仲良くできればいいなぁと思いながら、初めて会ったときに「おはようございますっ!!」ってすごく元気にあいさつしたんです。そしたら「あ、おはようございます…」みたいな感じだったんで、「あれ、大丈夫かな?」ってなっちゃいました(笑)。なので自分から結構話しかけて、だんだん話してくれるようになったんですけど…。この作品は最初の2週間が函館ロケで、そのあとセットで撮影だったんですよね。それで函館ロケが終わる頃にはすごく仲良くなっていっぱい話せるようになったんですけど、そのあと東京に帰って2〜3日間があいてセットで会ったら、また最初の神木くんに戻っていて、「また振り出しからか…」みたいな(笑)。
神木:(再び福田さんに向かって頭を下げながら)お詫び申し上げます! |
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| そんなお二人には、映画の中で甘酸っぱくて可愛い恋のシーンが何度かありましたよね。二人のシーンで何か心の残るエピソードはありますか? |
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神木:そうですね…。とにかく僕は、一緒のシーンは常に緊張してたことが印象に残ってます。あ、ポスターの写真にもなっているこの函館山での雨降らしのシーンなんですが、このとき本当に寝ちゃったんですよね(笑)。この写真を撮る前はすっごく緊張していて。だってこんな風に女の子に肩枕してもらったことなんてないですから!(笑)「あ、ここちょっと骨出てるけどごめんね」なんてそんなことばっかり気になって、すごいドギマギしちゃって…。でもドギマギしながら、寝ちゃったんです(笑)。
――そんなドギマギしている神木さんの隣で、福田さんはどうでしたか?
福田:そうですね、確かに骨は出てましたね。え?そういうことじゃなくて?(笑)。ん〜…ドギマギは全然しなかったです。
神木:そんな〜(笑)。いや、本当に精神的にきつかったですよ。骨とか(笑)。「どうやったら相手が楽な体勢でいられるんだろう」とか、もう「どうすればいいの???」でいっぱいいっぱいでした。 |
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福田:最後の方に告白されるシーンでは、本番はリアルにドキッとしました。
――ああいう告白の仕方はステキですか?
福田:そうですね、やっぱり直接言ってくれる方がいいです!手紙とかはイヤですね。よく「直接言うのは大変だしつらいから手紙にする」っていうのを聞くんですが、「告白するのに大変なのはイヤなの?」って思います。そうやって大変な思いをしてまでも好きっていう想いを伝えてくれる方が嬉しいです。
神木:あぁ、なるほど…。そんなこと考えてなかったですね。勉強になりましたっ(笑) |
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| 神木さんは声優のお仕事も結構されていますが、“声を使って人に想いを伝える”ということは難しいなと思いますか?
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神木:そうですね。ラジオもそうなんですが、声優さんのときは顔が見えていないので気持ちが伝わりづらかったりするんですよ。でも今回この役をやってみて、ラジオの素晴らしさというのを改めて実感できた気がします。太郎を演じながら、今しゃべっていることが病院内に流れていて、いろんな人が聞いてるんだっていう意識があって。そう考えてみると、普通のラジオも誰かがどこかでしゃべっていることがリアルタイムで全国に流れてて、それを誰かが聞いてるわけじゃないですか。それが本当にロマンチックでステキだなぁって思います。
――ラジオは聞かれたりするんですか?またラジオ出演の経験は?
神木:そうですね、やっぱり直接言ってくれる方がいいです!手紙とかはイヤですね。よく「直接言うのは大変だしつらいから手紙にする」っていうのを聞くんですが、「告白するのに大変なのはイヤなの?」って思います。そうやって大変な思いをしてまでも好きっていう想いを伝えてくれる方が嬉しいです。 |
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| 福田さんに質問ですが、年下の男の子と年上の男の子ならどちらが良いですか?
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福田:年上がいいですね。
――映画の中では、神木さん演じる太郎は年下の男の子でしたが…。
福田:あ、でも年下の男の子とか、ドキドキしちゃってる男の子を見ると「かわいいなぁ」って思います。
――じゃあ撮影中の神木さんはかわいかったんじゃないですか?
神木:いや、あれはドキドキしすぎで気持ち悪かったでしょう。
福田:あはは。かわいかったですよ(笑)。太郎が緊張してるっていうシーンのカメラテストと本番の間にも神木くんはずっと緊張してるから、それは“素”なのか“役の延長”なのかわからないんですよね。
神木:おもいっきり“素”です(笑)。
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| 最後に、これからこの映画をご覧になる方々にひとことお願いします。 |
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神木:この映画は、人に想いを伝えることの大切さや、言葉ひとつひとつの重みを、演じていても自分自身改めて考え直させられました。簡単なことや当たり前のことも大切だって教えてもらえました。できるだけたくさんの方に観ていただいて、人として大事なことを改めて感じてくだされば嬉しいです。
福田:見終わったあとに、人を好きになるっていいなぁと思える作品だと思いました。私もこの作品を見て気付いたことなんですが、「人を好きになる」「人を好きになることができる」ってどれだけステキなことか気付いていない人に是非観ていただきたいですね。
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たくさんの取材のあとで疲れているはずなのに、「大丈夫ですよ!気遣っていただいてありがとうございます!」とさわやかな笑顔でインタビューに臨んでくれたステキな神木さん。そして福田さんは「そのネックレスとってもかわいいですね!」と持ち物まで誉めてくださいました。ひとつ年上のはずなのに、撮影時を思い出して福田さんに謝りっぱなしの神木さん…という一連の流れがとても微笑ましくて、本当にかわいらしいお二人にノックアウトさせられちゃいました。
(取材・文・写真:宮崎彩加)
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