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| 演技にしても音楽にしても、ハートがなければ相手に何も響かないし、伝わらないということです
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| 等身大の女性を描くことに定評のあるおかざき真理原作の同名コミックを映画化した『渋谷区円山町』。ファンの間でも知る人ぞ知るこの隠れた名作で、女子高生・由紀江が恋心を抱く数学教師、ヤマケンを演じた「EXILE」の眞木大輔さんが単独インタビューに答え、本作にまつわる話を聞かせてくれた。 |
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[眞木大輔(EXILE)]
1975年、神奈川県横浜市出身。日本のみならず、中国、韓国など、海外でも絶大な人気を誇るヴォーカル&ダンスユニット「EXILE」のメンバー。音楽活動の傍ら、ドラマやバラエティ番組にも出演し、本作『渋谷区円山町』で映画デビューを果たす。年内には、もうひとつの主演映画、『君に届く声』が公開予定。
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『渋谷区円山町』
配給:デックスエンタテインメント
配給協力:クロックワークス
3月17日(土)より渋谷Q-AXシネマ他にてロードショー
オフィシャルサイト:http://www.maruyamacho-movie.com/ |
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| まず、眞木さんにとって映画デビューとなった本作品への出演の経緯をお聞かせ下さい。
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某ラジオ局でレギュラー番組を持っているんですが、その番組をこの映画のキャスティングの方が聞いて下さっていて、「ヤマケンにピッタリの人を見つけた!」ということで、お話があったのがきっかけです。
もともと演技には興味があって、以前、ドラマには出たことはあったんですが、チャンスがあったら映画もやってみたいと思っていました。数学教師というのは、普段の自分から遠い存在なんですが、原作と台本を読んで、しっかりした役どころでやりがいがあると思い、お受けした次第です。
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| 数学教師という役柄は眞木さんご自身とかけ離れているとおっしゃいましたが、映画を拝見して、すごく自然体で演技なさっていると思いました。役作りの上で気をつけた点はありましたか?あと、メガネがとても新鮮でしたが、眞木さんのアイデアですか? |
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教師自体は、以前、専門学校でダンスを教えていたので経験はありました。クラスで自分が生徒とどう接したか、どういうことに気をつけたかなど、当時の感覚を思い出しながら役作りに反映させていきましたね。あと、僕の高校時代の担任が数学の先生だったので、先生の印象も参考にさせていただきました。
他には、原作と台本を読みこみ、ヤマケンのイメージや細かいプロフィールをノートに書き出して、自分の中でヤマケン像を確立していったり…という感じです。メガネは、原作のヤマケンがかけているのでそのまんまです。でも本読みの時からかけて、ヤマケンになりきるよう努力しました。 |
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| 眞木さんとしては、ヤマケンの由紀江に対する気持ちはどのようなものだと思いますか? |
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| それまでヤマケンの中で由紀江は、どんなに言い寄られても先生と先生だった。でも別れたばかりの彼女が新しい恋人とホテルに入って行くのを見てしまったとき、隣にいて、自分に一途な思いを寄せてくれる由紀江のことを、一瞬女性としてみてしまったんだと思います。あの一件以降、確かに二人の関係は縮まり、由紀江はただの生徒という存在ではなくなったけど、それでも恋人まではいかない…と、自分では解釈しています。 |
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| 二人の関係はこれからどうなる、もしくはどうなってほしいと思いますか?
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| この間、原作のおかざき真理さんにお会いしたら、続きのストーリーを既に考えていらっしゃるようなことをおっしゃっていたんですけど、自分の中では、二人の関係が変化するとしたら、高校卒業の後…かな。卒業して、そのままバイバイになるか、きちんと付き合っていくようになるかは、由紀江がどう変わっていくかによると思いますね。
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| プロだな、と思いましたね。クランク・インして最初に撮影したのが、渋谷のスクランブル交差点でのシーンだったんですが、ゲリラ撮影だったんです。時間や状況が制限された中だったのですごく緊張していたんですが、榮倉さんは、本番になった瞬間スイッチが入って、見事に由紀江を演じきっていて、プロの女優さんだなー、と改めて思いました。
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| 由紀江と学校の庭で水を掛け合うシーンですね。撮影は5月だったんですけど、結構まだ寒い時期でした。本番を撮る頃には日が暮れ始めてきたんですが、落ちかけた夕日の色や、水のきらきらした感じがすごくキレイで、個人的にとても好きなシーンです。ほんと寒かったですけどね(笑)。
あと、由紀江の妄想のシーンで、教卓でいきなり上半身裸で教えるシーンでしょうか(笑)。照れくさくて笑っちゃいそうだったんですけど、集中して、入り込んでやりきりました。
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| 踊りやパフォーマンスは、そのライブ感が観客にダイレクトに伝わるけれど、映画は、立ち姿、表情、目線ひとつで伝わり方が変わってくる。また、自分の演技の感覚と、映像にした時の見え方にかなりギャップがあることもあって、色々勉強になりました。
でも自分の中で、音楽と演技に共通して言えることは、ハートがなければ相手に何も響かないし、伝わらないということです。そういう意味ではやっぱり同じですね。
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| 何人か観てくれたんですが、なかなか好評でした。不思議なかんじもすると言ってましたけど(笑)。
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| 今年は「渋谷区円山町」以外にも出演作品が公開予定ですが、これからも俳優としての活動を続けていらっしゃるのでしょうか? |
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| そうですね、チャンスがあればどんどんやっていきたいと思います。もちろんEXILEの活動がメインなので、ハイペースではできないとは思いますが、色んな役にチャレンジしていきたいです。
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とても気さくな人柄が、話し方や、カメラ前のポーズひとつひとつに表れていた眞木さん。カメラのピントが合わず焦っていたら、「多分ここじゃないですか」と、眞木さん自らつまみを調節して直してくださったのには本当に恐縮でした。ありがとうございました。
(取材・文・写真:スワスワ)
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