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| 笑えたり、ぐっときたり、切なかったり、恥ずかしくなったり……その全ての要素が詰まった映画だと思います
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| 若い世代の圧倒的な支持を得た滝本竜彦のデビュー小説『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』。長らく映像化が待望された同作が、最先端映像と若手実力派キャストでついに映画化! 本作で、平凡な日々を送る主人公・陽介(市原隼人)の前に突如現れる制服の美少女戦士・雪崎絵理役を演じた関めぐみさんにインタビューした。
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[関めぐみ] 1985年9月8日生、神奈川県出身。『恋は五・七・五!』(05)で初映画・初主演でスクリーンデビュー。以後、『ハチミツとクローバー』(06)では一途な恋心を抱える美大生、『アヒルと鴨のコインロッカー』(07)では謎多きヒロインを演じ、確かな演技力を培ってきた。最近では、衝撃的な内容のドラマ『ライフ』(CX系)や『包帯クラブ』(07)、『彩恋』(07)、『未来予想図』(07)など話題の映画で活躍。抜群のスタイルと凛とした美貌が魅力の若手実力派女優。5月放送予定CX系「愛馬物語」にも出演している。
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『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』
配給:日活
1月19日(土)よりシネ・リーブル池袋、新宿ジョイシネマ、渋谷Q-AXシネマほかにて全国ロードショー
オフィシャルサイト |
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| まず、最初に脚本を読んだときの感想を教えてください。
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| 最初に脚本を読んだときは、びっくりしました。絵理役をやるというのは先に決まっていて、それから脚本をいただいたんですけど、とにかくアクションの部分が大変だなと思ったのと、陽介も絵理ちゃんもすごく感情面が繊細だと思ったので、それを演技でどう出そうかと考えました。 |
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| 私が絵理の好きなところは、笑ったり、嬉しいという感情を出すところだったので、演じるときはそこを引き立てたいと思いました。他に気をつけたのは、絵理は目標のある芯の強い子だなと思ったので、クールなテンションは一定にしようとしたところです。 |
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| 実際の私と共通点があるかはわからないのですが、絵理のクールな部分って、誰にでもあるものかなと思うんです。絵理の場合はそれが表面に出ているだけで。私自身、げらげら大笑いするときもあれば、クールだねって言われるときもあります。演技をするということは、自分の持っているどの引き出しを開けるかという作業だと思っているので、全部似ているとも言えるし、全部違うといえば違うと思うんです。
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| かなり本格的なアクションを披露されていますが、挑戦してみていかがでしたか?
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あらためて観ると、すごいことやってるんですよね(笑)。
――一番印象に残っているアクションは?
やっぱり水中アクションのシーンですね。私、実は高い所が大好きなんですよ(笑)。飛ぶのも好きですし、あのシーンはすごく楽しかったです。
――怖くありませんでした?
怖くはないです。今ならワイヤーなしでもいけるかも……(笑)。
――またやってみたいですか?
はい。アクションに限らないのですが、新しいことをやるのが好きなんです。今回せっかくアクションをやる機会があったので、次はもっと高い所から飛んでみたいとか、そういう気持ちになりました。 |
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めちゃめちゃ男前ですよ(笑)。すごく熱い方で……。
――演じた陽介とは違うんですか?
うーん、どうなんでしょう? すごくナチュラルで、すごくワイルドな方です(笑)。
――共演シーンも多かったと思いますが、現場ではいかがでしたか?
市原さんは誰に対しても壁を作らないので、芝居に関しても「こうやってやろうと思うんだけど、どう思う?」というように積極的に話しかけてくれて、すごくやりやすかったです。撮影中はお互いに相談し合ってやっていました。アクションで蹴るシーンがあったんですけど、それも「こうやった方がいいんじゃない?」って、本当に蹴ってましたからね(笑)。 |
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| 映画では高校生特有の鬱屈とした思いや青春の甘酸っぱさが描かれていましたが、ストーリーに関しては関さんご自身の経験と重なるところはありましたか?
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| そうですね。作品では高校生が戦う話ですけど、精神状態でいうなら、高校生でなくても起こり得ることだと思うんです。演じていて自分と重なると感じたのは、絵理と陽介の気持ちのつながり方です。恋愛を意識しないでいる二人が、お互いを好きになっていくという、その感情に関しては、ちょっと恥ずかしいような気持ちになりました。それはこの映画のスパイスでもあると思うんですが、私も観ていてちょっとウフフって感じがするんです。
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| 07年は多くの映画やテレビに出演されましたが、振り返ってみて関さんにとってどんな一年でしたか?
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| やっぱり私は映画が好きなんだって改めて思った年でした。一つの作品が終わると、また新しい作品に出会いたくなるというか。そして幸いにも出会えることができているので、来年も逃さず、きちんと自分で作っていかないと!と思っています。
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| 映画をたくさん観たいですね。私、女優のレニー・ゼルウィガーさんが大好きなんです。彼女の声の使い方が特に好きで……すごく可愛いのにすごくセクシーで、すごく嫌な女なのにすごくカッコよくて、それを声の色だけで表現できているというのが、私にとっては衝撃的でした。表情や身体の動きはもちろんですけど、スクリーンの中で声やイントネーションだけで表現するのって、本当に模索し続けていかないと発見できないものだと思うので、私も勉強して日々精進していきたいと思っています。 |
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| これから映画を観る方々に作品の魅力を伝えていただけますか?
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| 笑えたり、ぐっときたり、切なかったり、恥ずかしくなったり……その全ての要素が詰まった映画だと思います。そして、そのツボは観る人それぞれに違うと思うんです。曖昧な感情や気持ちが変化していく様子が観られる映画だと思うので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです。 |
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私が取材部屋に入るなり、「これ、いいですよ!」と愛用のアロマオイルを薦めてくれた関さん。関さんの話し方には独特のテンポがあって、凛とした中にも女の子らしいキュートな部分があり、その語り口にはすっかり引き込まれてしまいました。好きな女優にレニー・ゼルウィガーの名を挙げるのも珍しいと思いましたが、その理由を聞いて納得。08年も活躍が本当に楽しみな女優さんです。
(取材・文・写真:山内真理子)
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