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| 必死だと思いますよ。それこそ死ぬ気で逃げる(笑)
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| 日本に最も多い苗字“佐藤”。その佐藤の姓を持った人のみが、捕まれば死刑という命を賭けた鬼ごっこを強要される―それこそが“リアル鬼ごっこ”。原作は若者に絶大な人気を誇る作家、山田悠介の同名小説。01年、弱冠20歳の時に自費出版された本書はその奇抜な設定と世界観、スリルに満ちた寓話的ストーリーが圧倒的な支持を受け、瞬く間に口コミを中心に広がり、累計100万部を超える大ベストセラーとなった。そして08年、ついにスクリーンに登場!今回、主人公の佐藤翼役を演じた石田卓也さんに、原作との違いや映画の見どころ、そして石田さん自身についてたっぷりと伺った。
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[石田卓也] 1987年、愛知県出身。2002年、第15回JUNON SUPER BOYコンテストでフォトジェニック賞を受賞し、芸能界デビュー。05年、TBS開局50周年スペシャルドラマ「青春の門 筑豊編」、WOWOWドラマ「アルバイト探偵(アイ)」などで印象深い役柄をこなす。同年、藤沢周平の原作を基にした時代劇「蝉しぐれ」でスクリーンデビューを果たし、キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人男優賞を受賞。06年には「ラフ」「夜のピクニック」など、話題作に出演する。その後も「キトキト!」(07)、大槻ケンジの自伝的小説「グミ・チョコレート・パイン」(07)などに主演し、幅広い役柄をこなす。今後の待機作品には「東京少年」「雨の翼」「Sweet Rain 死神の精度」「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「GSワンダーランド」などがある。今、最も注目されている若手俳優として、今後も活躍が期待される。
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「リアル鬼ごっこ」
配給:ファントム・フィルム
2月2日、テアトル新宿他にて全国ロードショー
オフィシャルサイト |
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| とにかくもう走って走って…今回の撮影は大変だったのではないですか?
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ものすごく大変でしたよ。ジムにも通ってたんで結構余裕かなとか思ってたんです。でも初日を迎えて撮影に臨んだら、走る距離が半端じゃなくて。全速力で何本も何本もやるから次の日筋肉痛になって、もうこれが一ヶ月も続くなんてヤバいと思いましたね(笑)。
――ジムには撮影のために通い始めたんですか?
いや、普段から結構走るの好きで。でも長距離走ってたから、短距離はまた違ったかな。もう一回とか言われるとまた戻ってすぐ走るから。ものすごく疲れました。
――他に何かスポーツとかされてるんですか?
今はジムに行くくらいですかね。時間がある時には必ず行ってます。週に3〜4回ほど。結構頻繁に。
――もともと足は速いんですか?
そんなに速くはないと思いますよ。でも野球部だったから遅すぎるってわけでもないです。
――映画の中ではものすごく速く見えるのですが?
だって本気ですもん(笑)。 |
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| ご自身で完成した作品をご覧になってみていかがでしたか?
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あんなに走ったのに、実際に映ってるのはこれだけかよって感じでしたね(笑)。でもすごく面白かったです。鬼に一気に囲まれるシーンなんか結構好きですね。
――撮影中にハプニングとか起きませんでした?
足が肉離れになりました。そんなに大したことなかったから大丈夫だったんですけど。あと初日に僕と大東君がぶつかるシーンがあったんですけど、大東君、後ろ向いて走ってたからそのまま木に激突しちゃったんですよ。初日から怪我しちゃって大丈夫かなって感じでした。
――車と車の間を走り抜けていくシーンは…?
あれはCGなんです(笑)。 |
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原作を好きで読んでいたので、だいぶ変わってるなっていう印象でしたね。パラレルワールドなんて原作にはなかったし。でも特に違和感は感じなかったです。自分がその主人公を演じることになったときはすごく嬉しかったですね。
――主人公を演じる上で気をつけた点などはありますか
最初は自己中心的だったけど、物語が進んでいくにつれて成長していくじゃないですか。その過程とか心境の変化を上手く表現できるように頑張りました。
――どのように役作りをされたんですか?
そんなに変わった役じゃなかったらあえてしなかったです。自分の台本を読んで、こうかなって思ったように演じてみるだけなので。今回は走らなきゃいけないから、撮影に向けて体力をつけるだとかそういう面での役作りはしましたけど。 |
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あんまりないけど…あえて言うなら家族思い(笑)。
――妹さんはいらっしゃいますか?
いますよ。超仲良しです。
――もしそんな仲良しの妹さんが鬼につかまってしまったらどうしますか?
助けますね。でも僕だったらもう少し助け方を考えるかな。だって助けにいった自分がも捕まって一緒に死んじゃったら意味ないじゃないですか。 |
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| もし映画の中のような世界が現実にあって、「今日から1週間、全国の石田さんは元気いっぱい逃げ回ってください」と言われたらどうしますか?
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逃げます(笑)。
――王様に反抗したりはしないんですか?
言いに行っても意味ないと思うんですよね。だから逃げるしかない。
――逃げきる自信はありますか?
ないです(笑)。でも命がかかってるから必死だと思いますよ。それこそ死ぬ気で逃げる(笑)。 |
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| 映画の最後のシーンで、パラレルワールドは無限にあることを知らされるじゃないですか?主人公の翼はその後どういう風になっていくと思いますか? |
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| 逃げるんじゃないですか?洋と一緒に。でもあの世界は逃げる世界じゃないのか。話が変わってるから。どっちにしても洋がいるから、二人で協力してやっていくと思う。
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| 王様の世界で翼の友達はゲイだったじゃないですか?もし石田さんの友達にゲイのカップルがいたら受け入れられますか?
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| 全然受け入れられると思いますよ。面白そうじゃないですか。実際僕の友達ではいないですけど(笑)。
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| みんなの走りっぷりです(笑)。けっこうスピード感があって、ワクワクしながら観られると思うので、難しく考えずに気軽に観てください。 |
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インタビュー前に鼻歌を歌っていた石田さん。石田さんはいろんなジャンルの音楽を聴くらしく、普段は音楽や本を読むことが多いそうです。インタビューが終わったあと、「変わってるって言われませんか?」って言われてしまいました(笑)。他の記者さんに比べてやたら勢いがあり、元気があるらしいです(笑)。本作は1年半前に撮り終えたそうで、映画の中の石田さんと実際にお会いした石田さんとでは顔つきがより凛々しくなっていました。そんな石田さんの走りっぷりをぜひ劇場でご覧あれ。
(取材・文・写真:浦川瞳)
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