<前の記事次の記事>

[邦画レビュー]

「呪怨 白い老女」<br/>(C)2009東映ビデオ・CELL

「呪怨 白い老女」
(C)2009東映ビデオ・CELL

「呪いつづけて、10周年」「怨みつづけて、10周年」

10年を祝うというよりも、むしろ気が滅入ってくるようなキャッチコピー(それでこそ呪怨だ!)が刺激的な本作「呪怨 白い老女」と「呪怨 黒い少女」は、10年前に日本中を震撼させたホラーシリーズの最新作で、2作品同時上映というお得感たっぷりの構成となっている。

それぞれのあらすじは、こうだ。

ある家で、息子が家族を次々に惨殺し自らも首を吊って死んだ。惨殺された家族の中には、まだ小学生だった未来もいた。彼女の親友で、今は高校生となったあかね(南明奈)の前に、あるとき黄色い帽子と赤いランドセルを身につけた未来が姿を現す――。【白い老女】

看護師の裕子(加護亜衣)は芙季絵という少女を担当するようになってからいくつもの奇妙な現象に悩まされるようになる。謎の怪音、突然現れる何者かの気配。それらはやがて裕子の周囲の人間をも巻き込み、事態はさらに急展開を見せる――。【黒い少女】

基本的にそれぞれのシナリオは独立しており、片方だけを見て「怖すぎてもう無理!」と思ったらそのまま劇場を飛び出しても特に問題はない(僕も逃げだしそうになった)。

| 1 2 | 次のページ>