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[ハリウッドレビュー]

(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

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ディズニーとピクサー。このふたつの会社の関係は、なんだか不思議なものがある。現在、ピクサーはディズニーの完全子会社だが、それぞれが定期的に発表している長編アニメ映画は、明らかに作風が違うからだ。

最近の作品をザッと挙げてみよう。ディズニーは「リロ・アンド・スティッチ」「ブラザー・ベア」「チキン・リトル」「ルイスと未来泥棒」など。ピクサーは「Mr.インクレディブル」「カーズ」「レミーのおいしいレストラン」「ウォーリー」。

一目瞭然、ピクサーの圧勝である。正直、ディズニーの方は内容的にも技術的にも古臭い。実際、「リロ・アンド・スティッチ」以外の作品はタイトルすらも知らない人が多いのではないか? 対してピクサーは、世界最先端のCG技術と深い哲学性を含んだ物語で、子供も大人も楽しめる粒ぞろいの傑作ばかりを送り出している。

おそらく、1923年創業という大老舗の総合エンタメ会社であるディズニーは、長い歴史が呪縛となって、戦前に作られた名作「白雪姫」や「ピノキオ」の方法論からなかなか逃れられないのだろう。一方、ピクサーは実験的な短編CGアニメの製作から「トイ・ストーリー」の大成功へとつなげた若手のクリエイター集団であり、作品の質に大きな差が出るのは、会社の体質の違いから言って当然なのかもしれない。

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