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芥川賞候補にもなった山崎ナオコーラの同名小説が原作の映画『人のセックスを笑うな』の完成披露試写会が9日都内で行なわれ、井口奈己監督をはじめ、主演の永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾が舞台挨拶に登壇した。
話題作のオファーが殺到する実力派ながら、意外にも本作が初主演となった永作。「『力を抜いて、どんどんやっちゃってください』と言われて、監督の手のひらで躍らせてもらった感じです。監督はカットをかけない方なので、現場では脚本に書いてある以上のものを求められたのですが、結局カメラの前が一番楽でしたね」と、手ごたえ十分に語った。
一方、永作演じる美術講師ユリと恋に落ちる美術学生“みるめ”役を演じた松山は、永作にすっかりメロメロの様子。「今まではどれだけ役に近づけるかというアプローチでやってきましたが、今回に限っては役が僕自身になってしまいました。永作さん演じるユリに本当に恋愛感情を持ちました」。現場の感想を求められても、「僕はただただ幸せでしたね(笑)。この作品は僕のためにあるんじゃないかと思うくらいです」と熱っぽくコメントした。
そんな二人の演技について、蒼井は「観ていて、なんともいえない感情がこみ上げました。リアルだからだと思います」。監督も「私もカメラマンたちもニヤニヤして(二人の演技を)見ていました。ニヤニヤした現場でしたね」と語った。
最後には10月14日に37歳の誕生日を迎える永作に松山から花束贈呈のサプライズも。司会者から永作の撮影最終日に松山が元気がなかったことが明かされると、松山は「そりゃそうですよ!いなくなっちゃうわけだから。でもそれは、僕だけじゃなくて皆がそういう想いでやった作品なので…」と急にぼそぼそ。向きになったように語る松山に笑いが起きると、「僕、ちょっと訛ってるんで。そのくらい素の自分になってます」と照れたように話し、会場を沸かせていた。 |
『人のセックスを笑うな』
配給:東京テアトル
正月第二弾、シネセゾン渋谷ほか全国順次公開
オフィシャルサイト |
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