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小ネタ王、三木聡監督の新境地にして最高傑作『転々』がついに初日を向え、舞台挨拶が渋谷で行われた。
壇上に並んだ豪華出演陣を目の当たりにし、観客の中には感激で涙を浮かべている人も。今回の舞台挨拶では、キャストがキャストに質問をするというコーナーが設けられており、キャスト同士の仲の良さを伺うことができた。
ふふみ役を演じた吉高由里子に「小ネタはどういうときに思いつくんですか?」と聞かれた三木監督は、「出来事を“思い出す”ことから面白いものやネタがうまれるんです。例えば、幼稚園のとき、合奏で僕が大太鼓をやっていたとき、横にいた女子が木琴を叩いているのを見ていた時、なぜかその木琴を叩いていた棒の先が取れたのにも関わらず、棒だけで木琴を叩いているという虚無感、この感じが好きだなって一番最初に思いました。それと、追い詰められると面白いことを思い出します」と、ネタが生まれる貴重な瞬間を明かしてくれた。
今度は三木監督が福原役の三浦友和に、「今までで見かけた一番変な人は?」という質問を投げると、三浦はオダギリの奇抜なファッションを見ながら、「このファッションですよ!特別な美意識をもっていらっしゃるオダギリ君のもののこだわり、考え方すべて、いい意味での変人です」と答え、オダギリからは「その答えは、僕なんですか?」とすかさず突っ込みが入り、会場内は大爆笑。
また三浦から、「アイドルだった頃悪さをしたことはあるか」と聞かれた小泉今日子は、「普通の人なら当たり前なんだろうけど、こっそりデートしたり、こっそり恋してました」と、恋愛エピソードを明かし、大人の余裕を見せた。
最後に三木監督が、「これだけのキャストでこんなに下らないことができたのは貴重な体験。お客さんにもそれを見てもらえたら嬉しいです」とコメントして舞台挨拶を締めくくった。
会場の雰囲気は終始なごやかムード。映画と同じような温かい空気を感じることができた。 |
『転々』
配給:スタイルジャム
11月10日(土)より渋谷アミューズCQN、テアトル新宿ほか全国<和道>ロードショー
オフィシャルサイト |
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