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アン・リー監督、禁断の愛に挑んだのは“中年の危機”だから?
12.07 更新
 
アン・リー監督、禁断の愛に挑んだのは“中年の危機”だから?
トニー・レオンとタン・ウェイの過激なベッドシーンで話題の中国映画『ラスト、コーション』。同作のプロモーションで来日中のアン・リー監督に単独インタビューすることができた。

見事アカデミー監督賞を受賞した『ブロークバック・マウンテン』に続き、再び“禁断の愛”というテーマに挑んだリー監督。

「わからないことこそ興味があるし、神秘的で偉大だと思うんですね。はっきりわかっていることは語っても面白くないわけです。もし愛について全てわかっているのなら、ラブストーリーなんてなくなってしまうはず。このテーマは僕自身が探求しているものでもあるんです」。

しかし、今後も探求し続けたいテーマなのか聞いてみると、意外な答えが返ってきた。

「僕にとって、実生活は退屈の連続なんです(笑)。なので、今回こういったテーマの映画を撮ったのは、ある意味で皮肉かもしれません。あるいは、中年特有の危機的状況と言えるかもしれませんね。中年の危機というと、スポーツカーに熱中したり、女遊びに熱中したりするものだと思いますが、僕の場合はこのようなテーマで映画を撮ることだったんです(笑)」。

また、撮影は今までになく非常にハードで、キャスト共々「地獄に落ちた思いを味わった」とも。力を使い果たしたおかげで次の企画は何も決まっておらず、「次は気分を変えてコメディをやりたいです」と話していた。

アン・リー監督の渾身の一作『ラスト、コーション』は、ワイズポリシー配給で来年2月2日公開予定。
『ラスト、コーション』
配給:ワイズポリシー
2008年正月第2弾、シャンテシネ、Bunkamuraル・シネマほか全国一斉公開
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