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夏の大作「アイアン・マン」を、ロバート・ダウニー・Jrが語る
04.03 更新
ロバート・ダウニー・Jr
(C)Fitzroy Barrett/Globe Photos/NANA TSUSHIN
すっかり夏の大作として定着した感のあるマーベル・コミックの実写版。「スパイダーマン」、「X-メン」に続く今年のスーパーヒーロー物は「アイアン・マン」だ。原作はお馴染みアメリカン・コミックの生みの親スタン・リー。天才的な発明家トニー・スタークは政府から強力な兵器を開発することを要求される。しかしその兵器をテスト中、スタークは敵に襲撃され怪我を負いとらえられる。そして敵から同じように武器の開発をするように迫られたスタークは、鎧のスーツを開発し自らそれをまとい脱出する。そしての鎧のスーツをさらに進化させたスタークは、アイアン・マンとなり敵に立ち向かうことにする。
「アイアン・マン」の一番の話題はなんと言ってもロバート・ダウニー・ジュニアが主演のスターク役を演じるということだ。役者としてその演技力を高く評価されながらも、しばらくドラッグ問題で第一線を退いていたのは周知の通り。しかし去年の「ゾディアック」に続いて、この「アイアン・マン」で一挙にカムバックした感じだ。サンディエゴのコミコンで、ダウニーに出演の動機についてこう語っていた。
「ぼくは子供じゃないからね。見た目に関してだけど。だからこういった役をやるのにあまり恥ずかしい年齢にならないうちにやりたいと思ったんだ。それと監督がジョン・ファブローというのも大きかったね。彼は国宝ものだよ。今後こういう役を演じられるのは数回だと思う、全然迷うことはなかったね」と主演した感想を語った。
いつも役にのめり込むことで知られるダウニーは「まずぼく自身が『アイアン・マン』オタクになったんだ。それによってこの役をさらに面白く出来たと思うよ。撮影前、プロダクション・オフィスにぼくの事務所もあって、そこにはエネルギーが溢れていてね。美術部の連中と話しをしたりして、映画の持つ巨大なパワー、エフェクトやストーリーやシネマトグラフィーといったことに浸っていたんだ。今回のように男らしい役は二度とできないと思うよ」と本作でもどっぷり役に入り込んでいたようだ。
監督のファブローが役者出身ということもあってか、スーパーヒーロー物だが、ダウニー始め、グウィネス・パルトロウ、ジェフ・ブジッジス、テレンス・ハワードと一流のドラマ作品のような顔ぶれ。筆者が先月、「少林少女」の音の仕上げてサンフランシスコのスカイウォーカー・サウンドに滞在中、「アイアン・マン」の仕上げで来ていたファブローを目撃したが、「スウィンガース」に出ていた頃とは全く違う大作の監督としての貫禄が感じられた。公開まで、仕上がりが大いに楽しみだ。
(LA現地ライター:細谷佳史)
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