[映画ウラ事情]
2003年、「24 -TWENTY FOUR-」のレンタル開始を機に、これまでに類を見ない海外ドラマブームが起こった。以降、海外ドラマは人気ジャンルとしてすっかり定着した感がある。また、アメリカのテレビドラマ業界は、視聴率の悪い番組は即打ち切りと、ある意味、視聴者のことをまったく無視した判定が下されるシビアな世界で、それゆえ、面白い作品しか残らない、という背景がある。
しかし、いくらアメリカで人気だったからといって、それらのドラマ全てが日本でDVD化されるかというと、答えはノーだ。では、どういった海外ドラマがDVD化されやすいのだろうか。
まず分かりやすいのが、アメリカで放送された局の日本子会社が発売するパターン。例えば、「24 -TWENTY FOUR-」「プリズン・ブレイク」のアメリカ制作局はFOXチャンネルで、日本の販売元は20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン、NBC(親会社:NBCユニバーサル)で放送された「HEROES/ヒーローズ」の販売元はジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンといった具合だ。では、それ以外はどうなのか。
「全米視聴率の成績もそうですが、まずは日本のCS局、地上波への番組販売状況に注目します。というのも、限られた宣伝費で作品を盛り上げなければならず、CS局等で放送が始まり、ファンが獲得できている番組は編成しやすいんです。また、海外ドラマの場合、日本語の吹き替え制作が大きなコストになるため、放送局が決まると、その制作費がシェアできるので編成しやすいという要素もあります」
そう話してくれたのが、DVDメーカーの関係者である。また、DVD化しやすい作品タイプについてもコメントしてくれた。

